Q.雨漏りしてきたのですが、どうすれば良いですか?
A.まずは連絡をしていただき、状態をチェックしてもらってください。
根本的な原因の特定をさせて頂きます。
というのも、雨漏りは屋根からだけでなく、窓のサッシ枠付近や壁の取り合い、ベランダの手すり部分からなど、いろいろな場所から発生するからです。
原因をしっかりと追求した上で工事をさせていただきます。
Q.雨漏りしにくい屋根ってありますか?
A.実はどの屋根でも雨漏りを防ぐことができます。
ただ最近よく使われている屋根で、勾配(角度)が緩い屋根があるのですが、この種類の屋根の場合は少し注意が必要です。
雨は一般的に上から下へ降ってきます。その為、勾配が緩い屋根だと雨の落ち方も少し緩くなります。さらに長年経ち屋根が傷んでへこみなどができると、そのへこみに雨が溜まり、そこから雨漏りに繋がっていきます。
つまり長時間同じ場所に水があることが良くないのです。勾配の緩い屋根はそういったリスクがあることも一応踏まえておいていただければと思います。
Q.屋根なら瓦が良いと言われますが、デザイン性に欠ける感じがします。デザイン性の良い瓦はあるのですか?
A.屋根材にもいろいろな物があり、今は20~30年前に比べて金属屋根が多くなりました。金属屋根はモダンなイメージがありますね。その一方で瓦が良いとおっしゃる方もいます。どちらにもメリット・デメリットがありますので、よく検討してみていただければと思います。
Q.地震が怖いのですが、地震に強い屋根ってありますか?
A.地震の場合は、一般的には屋根材が思い方より軽い方が家への負担が少ないと言われています。その意味では、陶器瓦よりも化粧スレートや金属屋根、アスファルトシングルといった比較的軽い素材の方が地震対策には繋がります。
Q.どのようになったら葺き替え、修理の時期ですか?
A.屋根材によって異なります。
一般的に瓦の場合は30年、セメント瓦・カラーベスト・金属屋根は10~15年、アスファルトシングルは25年が一つの目安です。
Q.自宅の屋根は古いのですが、太陽光発電システムを付けても大丈夫なのでしょうか?
A.太陽光発電システムを一度付けてしまうと、10年から20年は屋根を変えることができません。その為、一般的な目安ですが、家を建ててから10~15年以上経っている場合には、屋根の状態を確認してから太陽光発電を取り付けた方がベストです。